生理中に便が臭う理由とは?乳酸菌不足で腸内悪化
生理中のおならの時に摂取すべき乳酸菌サプリは?
生理と便秘の関係性について調べてみました。
生理中に便秘や下痢になる方が意外と多いのです。
ただでさえ生理痛でお腹の調子が良くないのに、加えて便秘や下痢に何て、女性は何てつらいのでしょう。
便秘になる原因としてはホルモンバランスによるものが考えられます。
生理は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の二種類が大きく関係しています。
生理中は体温を上げる作用のある黄体ホルモンの分泌が減るので、体温が下がり、寒く感じることがあります。
出血を伴うので貧血になったり、下腹部痛を感じたりする方も多くいらっしゃいます。
生理前には黄体ホルモンの分泌が盛んなのですが、この黄体ホルモンが腸の運動も鈍くさせてしまうのです。
そしてもう一つ、水分不足があります。
生理中は本人が思っている以上に身体から水分が排出されているのです。
生理前に便秘になり、そのまま生理が始まって水分不足になってしまうと、便が腸の中で固まってしまい、そのまま便秘が継続してしまうと言うわけです。
生理中は意識的に水分を取るように心がけることが大切なのです。
水分不足による便秘ということなら、水分補給と言う対策が見えてくると思います。
成人の一日の水分排出量はおおよそ2000ml~2500mlです。
生理中は経血として更に多くの水分が排出されるので、その分多く取る必要があると言うわけです。
水分を多く取ると言う事は大切なのですが、それと一緒に乳酸菌も積極的に取り入れると更に良いでしょう。
便秘で腸に便が溜まった状態だと悪玉菌が増殖し、便を腐敗させていくのです。
腐敗した便は臭いが強くなり、便もおならも、とても臭いものになってしまいます。
乳酸菌は善玉菌の一種で腸内環境を整えてくれるとても優れた存在です。
乳酸菌が不足すると腸内環境が悪化します。
悪化した腸内には悪玉菌が増殖するようになってしまうので、生理で便秘がちになっているところに、追い打ちをかけてしまうのです。
水分を多く取ること、乳酸菌を積極的に取り入れること、これが生理中の便の臭いの軽減につながる方法だと思います。
生理中のおならの時に摂取すべき乳酸菌サプリは?